日本人の足の退化、靴選びは大事、膝・股関節・腰痛の痛みが起きる要因について【巣鴨の武医整体院】

query_builder 2024/07/19
背中 骨盤 整体
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「足の退化」についてですが、私は日本人の退化の最たる肉体的な部位は足だと、今までの施術経験・体験などから、そう考えております。

男女問わず職種問わず運動の有無問わず9割方が足の機能を低下させたまま生活されています。


なぜ現代では、そうなってしまったのか、理由を三つほど上げておきます。

①裸足の生活を幼少期に充分にさせていない。運動量も少ない。

②縦幅・横幅どちらかが少し大きめなサイズの靴を履かせている。

③靴を履く度に、靴紐やマジックテープなどでしっかりと足の甲側と土踏まずを固定させていない。

などの環境を幼少期から与えてしまい、足を正確に使わない・使えない、悪い癖を身に付けてしまった事にあると思います(精神的にも肉体的にも、良くも悪くも一定の状態に慣れさせ癖付けてしまえば、脳はそれを異常だとは感じなくなっていきます)

イギリスやドイツなどでは、オーダーメイドで自分専用の靴を作り、しっかり靴紐をしばり靴を脱ぐ事をしない文化があります(現在ではオーダーメイドする人が減っているかもしれません)

それに対して、日本人は靴を脱ぐ・履き替える環境があり、殆どの方が脱ぎたがります。

そして、市販で縦幅や横幅サイズが適当に合う靴デザイン性・機能面と「脱ぎ履きしやすいサイズ」で選ばれている方が多いはずです。

その様な靴では、歩く時間・履いている時間が長くなるにつれ疲れてしまいますし、疲れるだけならまだしも、趾骨、中足骨、足関節を正常な位置からずれてしまうのです。そうなってしまえば、足の筋肉を鍛えたり、足型を取ってインソールを作ってもらったり、自分に合った靴を作ってもらっても、本来在るべき関節の正常な位置には戻りません。

整体などで関節を正常な位置に戻してあげた上で、その位置を保つ為の筋肉を改めて付けていかなければなりません。

二足歩行をする人間にとって、脚は健康である為の重要な基礎の一つになります。

基礎、土台(趾骨、中足骨、足関節(脛骨、腓骨、 7つの足根骨))が正確なポジションにあり、アーチ構造が正常に形成されていなければ、立った瞬間からバランスが崩れていますし、歩く度に起きている衝撃を吸収しきれない為、膝や股関節への負担増はもちろん、その上に乗る骨盤・背骨・肩・頭蓋などは、常にバランスをとろうと、必要以上に緊張状態を継続させられる事になります。

その状態を日常的に継続していると、下肢の過緊張による血行不良などから全身に悪影響が拡がってしまう原因になりますし、骨盤のゆがみ、ヘルニア、坐骨神経痛などにも繋がっていきます。

ご自身に合った靴を履き、正常な位置で関節が機能するようになりますと、股関節の問題、膝の問題、足裏の疲れ、冷え、ムクミ、こむら返り、下腹部の問題、頭痛などは自然と改善されていきます。

自分にジャストフィットした靴を履き、足腰を鍛え、老後も走れるぐらいの健康状態を目指しましょう。


最後に、適当な靴選びから身体に起こりうる悪い例を四つほど挙げておきます。

①靴と足の密着度が低いと、足裏の靴底への接地が不安定な状態になってしまい、靴に脚が振り回されてしまい、長時間は歩くと疲れやすくなってしまう。

②縦幅・横幅どちらかが窮屈で強い圧力が掛かる部分があり、長時間歩くと、圧力が掛かっている部分・膝・股関節などが痛くってしまう。

③軽くても極端にぶかぶかなサイズを履いているので歩くと脚がパンパンになってしまう。

④先端が尖ったデザインで指の部分に大きな空間があり、常に後ろ重心になって歩いているので腰痛になってしまう。


巣鴨にある当院で、ご一緒に原因を根本から見直しお悩みの改善を目指しませんか。 お困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。痛みのない生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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武医整体院

所在地:東京都豊島区巣鴨1-14-6 第二松岡ビル501

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